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2011年06月18日 09:42
実は今回の種蒔きは私のいつものそそっかしさが爆発しまして蒔き始めからもうこれは駄目かもしれないと半分諦めたものでした。
で、どこが大変な失敗かと言いますとあろうことか蒔いた種子に覆土してしまったのです。
サボテンの種子は大きいものは少し土に埋めたりしますが普通は覆土しないようです。好光性種子らしいのです。
それでこの後どうしたらいいか?考えて上から水を軽くスプレーして表土を少し動かしてみました。
これで少しでも光が当たった種はそれでも発芽するかもしれないと思ったのです。
初めからつまずいたこの種蒔きがどんな結果だったのかそれでも出してみます。
サボテンの種蒔きには私はこんな百均の容器を使って蒔いています。
セルトレーにレンジでチンした土をいれて腰水して、殺菌し、蓋をして屋外で様子見します。

よくみなさんはプラスチックの衣装ケースを使うようです。
私も始めはそれでしていましたが種類によってはどうやら同じ日光の強さや温度では上手くいかないような気がしはじめてきたのです。
それといっぺんに発芽しないものがあったり、根が出ても上手く潜らない時には爪楊枝で土に穴を開けて入れてやったり、こまごますることが増えてきて部屋に持ち込むのにもこの小型が便利だったのです。
それにこれをベランダですると家にはビニールハウスもないので隣のマンションから丸見えなのです(笑)落ち着いて出来ません。そもそも衣装ケースがベランダに丸出しだけでも主婦にはちょっと勇気がいります(笑)
それでこれは深さも色々ありますからそれも試すことも出来ます。高温にしたいときには浅めの容器にするとか出来ます。
いっぺんに蒔く数も少ないですし、この容器でいいかなと思っています。
蒔いたのは左側の4トレーがTurbinicarpusです。
Turbinicarpus booleanus
lophophoroides L723 Las Tablas, SLP
pseudomacrochele Cardonal, Hgo, squat stem, carrot taproot
pseudomacrochele long thin curly yellowish spines
播種日6月6日 播種から今日で12日目の様子です。
Turbinicarpus booleanus 15粒→0

lophophoroides L723 Las Tablas, SLP 15粒→6 これが一番に発芽してきました。

pseudomacrochele Cardonal, Hgo, squat stem, carrot taproot 15粒→2 3つ目の気配があります。

pseudomacrochele long thin curly yellowish spines 15粒→3

右側の3トレーがAriocarpusです。
ARIOCARPUS agavoides Tula Neogomesia
fissuratus v lloydii /16/ fat rounded tubercles, pink fl
fissuratus intermedius /16/ with smaller rounded tubercles
播種日6月6日 播種から今日で12日目の様子です。
ARIOCARPUS agavoides Tula Neogomesia 15粒→8 これが一番成績がいいです。

fissuratus v lloydii /16/ fat rounded tubercles, pink fl 15粒→4

fissuratus intermedius /16/ with smaller rounded tubercles 15粒→6粒 白い粒はもう駄目でしょうか。

これがその覆土をしてしまって、困って表土をごちょごちょ動かしてしまった種蒔きの結果ですが、それでもなんとか発芽してくれてほっとしています。
発芽自体はいっぺんにではありません。ぽつぽつといった感じに出てきます。
発芽したものも色が色々ですね。
あとはTurbinicarpus booleanusが一粒でもいいので発芽して欲しいところです。
実はこれが一番期待しているものなんですがなんでもそのようなものは難しいと、そんな感じもします。
最後にこの容器でこんなこともしているというところを見てください。
イポメアアルベニアは昨年秋に蒔いて冬越しが終わって動きが活発になってきたようです。
この容器に入れて風を除けて、天気の良い日には日光にあてています。
上は開いててもこの中は陽だまりの様な感じになると思います。
梅雨の日差しが少ない時期は温度も上がらないので少しは助けになるかな?と思ってこうしています。
じつはこれは冬の間にしていたジップ袋に苗を入れて保温する仕方の応用です。もう上を閉めなくてもいい時期で苗も大きくなった夏型植物の生育にはこれがいいと思います。
5月頃からはじめましたが入梅が明けて本格的な夏が来るまではこれでいこうと思っています。

2009年11月15日 09:30
今日はそれより少しだけ前に播いたものでフライレアやツルビニカルプスの様子を出してみます。
この種はのカクタスへんてこりーなのqueiitiさんから頂いた種です。
フライレア9種
これが今の状態です。

色がグリーンから変化しています。

*画像は大きくなります
このスペースはシュロッセリなんですが、苗の数が30から20までに減っています。
この減りかたはフライレアの9種類の中でも多いほうなんですが、春までどうにかこのまま持ちこたえてほしいです。
家の他のサボテン達は冬越しにそなえて、温室もありませんので出来るだけ休眠の方向で過ごさせたいと思って、少しずつ水遣りを減らしています。
でもサボテンの若い実生苗は乾かしすぎると良くないような気がしますので、いまだにあまり乾かないように気をつけています。冬場は最低気温もある程度欲しいので、夜は家の中に取り込もうと思っています。
春になってからの成長まで少しでも株が残ってくれたらと思います。
記録として以前からの変化が分かるように数えてみました。
発芽の良かった物
8/6 9月初め 現在
・豹の子 30 →27 →20
・亀の子 30 →12 →10
・ラルー 30 →23 →21
・シュロッセリ 30 →30 →20
・ブエネケリ 30 →27 →13
発芽の悪かった物
8/6 9月初め 現在
・ペルビラ 30 →1 →1
・チキターナ 30 →1 →0
・小獅子丸 30 →2 →2
・士童 30 →4 →4
そして次ははじめからあまり上手くいかなかったツルビニカルプスの4種です。こちらも数を出してみます。
8/6 9月初め 現在
・長城丸 50 →7 →4
・昇竜丸 50 →15 →7
・牙城丸 66 →10 →4
発芽の悪かった物
8/6 9月初め 現在
・アロンソイ 50 →2 →0
ツルビニカルプスは春まで苗が残っているかどうか?それも分かりませんので、記録としてひとつひとつを写真に収めてみました。
これは9月初めに植え替え後に撮ったものですが、この様にうまくいっていませんでした。
50粒以上播いてすでにこんな状態でした。

それで今残っている苗はこんな感じになっています。これも少し徒長気味かもしれません。難しいですね。
長城丸

昇竜丸

牙城丸

三種類の色や刺が微妙に違っていてそれぞれ可愛いです。
思うに全般的にツルビニカルプスの方が難しいような気がします。一回だけでは確定はできませんが。
以上ですがご好意で頂いた種はチキターナとアロンソイがなくなってしまいました。残念でなりません。
あとはこの記録がこの後の私のサボテン栽培で少しでも何かの足しになればいいなと思っています。
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