Tag[ 草木染 ] - 薔薇街道

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植物で染める

2009年08月26日 11:00

ようやく綿の花が次々と咲き始めてきました。

IMG_2736_20090825103726.jpg
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実は色々なサイト様でこの綿の花を拝見していましたが、実際この目で見た綿の花は思っていた以上に繊細な感じがします。
薄くグリーンがかったこの色は夏に咲く花のイメージからは想像できないくらい優しげで透明感もあり、園芸種には無い素朴な美しさをもった花です。
綿は一日花です。次の日にはうっすらと赤く色付いて萎んでしまいます。
そして気が付けば最初に咲いた花は四日ほど前になりますがもう子房部分が膨らんできていました。

さてこの実が熟して殻を割って白い綿が見えるのはいつごろになるでしょうか。
私にはそれまでにしておかなくてはいけないことが在ります。
綿紡ぎは少しずつ出来るようになってきました。
その次は糸の染色です。
出来るなら、身近な植物で染めてみたいと以前から思っていました。


==草木染の練習==


こんな身近にある材料で試してみました。
IMG_2785.jpg
みかんの皮、枇杷の葉、ムクゲの葉、ウコン粉末、紡いだ生成り糸


染め上がったものです。
IMG_2790.jpg

上から

・ムクゲの葉
・びわの葉
・ウコン
・みかん

と並んでいます。

ムクゲの葉で染めると、私が好きな“裏葉色”になると知ってやってみました。
ただこれを煮出しただけではなかなか色が糸に定着しません。もともと草木染で緑色を染め付けるのは以外と難しいそうなんです。これは触媒染 として、身近にある10円玉を触媒として幾つか使いました。
ムクゲの葉の裏葉色染めには銅触媒が良いそうなんです。
裏葉色は江戸時代にとても流行った色だそうで、柳の葉裏の色を言います。落ち着いた良い色です。

枇杷の葉からは綺麗なピンクからオレンジピンクまでの色が染め付けられるそうです。
これは煮出して染め付けて、市販の色留め剤につけただけで、触媒は使いませんでした。
枇杷の葉からは煮出すうちに赤い綺麗な色が出てきました。その時思ったのですが枇杷もムクゲも樹勢のとても強い樹です。ムクゲは強選定に耐えますし、枇杷の樹は昔祖母が母屋のあまり近くに植えるものではない樹でその根が家を倒すこともあるとかなんとか?言っていたのを思い出しました。昔の人は良く知っています。ちょっとその時の事を思い出したのです。
これは樹勢の強いものが色が出やすいのか?若しかしたら少しは関係しているのかもしれません。

ウコンは家に在った粉末のものです。これは直ぐ染まりました。
この後、市販の色留め剤をつかっています。
ほぼ、粉の時と同じ色が染まるようです。

最後はまだ何か他にないかな?と見回して、
みかんが家に在ったのでその皮をつかって染めてみました。
煮出すうちに綺麗なレモン色が出てきました。
これも染めた後、色留め剤をつかっています。


これを見ると探せばまだまだ限りなく自然から色々な色が出来そうです。
草木染は科学染料で染めるのと違って、手間が掛かりますがその色合いの優しさはとても素晴らしいと思います。
ただその色はその時々で正確には二つとして同じ色には仕上がらないかもしれません。


この次は、これを使って小物を何か作ってみようと考えています。

*また世界の素晴らしい草木染の数々をこのページの一番下のflickrinでご覧いただけます。



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