金鯱の旅から旅へ - 薔薇街道

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金鯱の旅から旅へ

2011年11月13日 10:31

私のブログを見きてくださる皆さんは多肉サボテン関係と薔薇関係の方で大体半々ぐらいだと思います。
私は薔薇と草花一筋であまりサボテンに興味がない頃でも「金鯱」の名前だけは知っていました。
その金鯱が故郷のメキシコの自生地では絶滅の危機に瀕しているのをご存知なかたはどのくらいいらっしゃるでしょうか。
この事はリンクして頂いているShabomaniac!さんのブログ記事を読むまで正直知りませんでした。

家には地元のホームセンターで三年ほど前に買った金鯱がありますが名前を分かって買ったものでなく、サボテンを初めて3本買ったそのうちの一本だったのです。
このようにとても普及している品種なので自生地では大株がごろごろしていているとばかり思っていました(笑)

それで金鯱の自生地はメキシコ・ケレタロ州シマパン(Zimapan,Queretaro)のとある谷あいの岩山だそうです。でもここはダムが作られていまでは沈まなかった断崖の上部にわずかに在るだけのようです。

実は21世紀になってから、新たにシマバンから500キロほど離れたメキシコ サカテカス州南西部に自生地が見つかったようです。でも今回のお話はダムで沈んだメキシコ・ケレタロ州シマパンの金鯱に関わる話です。


この話には続きがありましてShabomaniac!さんの記事から抜粋させていただきました。



・・・・・・
実は古来の金鯱産地、シマパンの谷がダムに沈むとき、捨て置けないほど立派な大株たちはクレーンで吊りあげられ、メキシコ・グアナファト州のサボテン保全施設(El Charco del Ingenio)に移植されたのです。
この“生き残り”の金鯱たちが「第二の故郷」に暮らす姿は、有名なサボテン本「The cactus family (Edward F.Anderson)」の表紙になっているので、見たことがある人がおられるかも知れません。
上写真の実生金鯱群は、ここを訪ねた私の某友人が貰いうけてきた、サバイバーの金鯱の子孫、元野生株同士で結実した種からの実生苗なのです。いまや本来の自生地を失い「第二の故郷」で暮らすとはいえ、純然たる野生金鯱を親に持つ第2世代ということになります。
旅に旅を重ねて、わが温室に・・・。考えようによってはサカテカスの新産地金鯱より、稀少かも知れません。
このオールドタイマー金鯱の苗は、写真にうつってるくらいの数があるので、万一欲しい~という方がいたら、幾人かの方には差し上げられるかと思います。さらに旅してもらうのも良いかと・・・^^。

*ブログShabomaniac!「金鯱の旅」http://shabomaniac.blog13.fc2.com/blog-entry-82.html 




私はサボテンの実生を今幾つかしていますが、実はとても栽培が下手で自信がないんです。全てに経験が足りないのだと思います。
栽培するのが不安だったのですが、これほど丈夫なサボテンもないからと言うことなので譲ってくださいとお願いしてみました。


今日は縁あって家に来てくれたその金鯱とあと二つサボテンをご覧頂きたいと思います。

まずは野生の血を引き継いだ直系子孫実生金鯱から。 





IMG_2563.jpg

IMG_2541_20111112150830.jpg

IMG_2549.jpg

Echinocactus grusonii grown from seed of old 'Zimapan'plants



若い株は地肌の緑色が綺麗で目立ちます。
こうして見ると家にある金鯱よりからだの大きさに比べてよっぽど刺が長くて鋭いように見えます。怖いくらいですね。
でも新刺の赤みを帯びた色と飴色に変わるその辺りがほんとに綺麗です。
成長点辺りの地肌が見えないほどの刺の密集具合は見ていて気持ちいいです。素晴らしいと思いました。




次は同じエキノカクタスですがこれも金鯱に劣らず大きくなるそうですね。
これはまだ若苗ですが巌と付く和名は体をよく表していると感心しました。

IMG_2542.jpg

IMG_2548.jpg

Echinocactus ingens(=platyacanthus) 
from seed of plants grown with E.grusonii at old 'Zimapan'area 


画像検索してみて大きくなると風貌も金鯱と良く似ていますが、若い苗の時は親を想像できないこんな顔をしています。金鯱よりワイルドな感じですね。これも野生の血を引き継いた貴重な株です。
成長するにつれて稜が増えてより球体に近づいていくようですが、今の姿もとても良いと思いました。



最後は北米小型団扇サボテンの一節です。
あまり知られていない品種だそうですが、一目見ただけで忘れそうにもない刺姿をしていると思います。


IMG_2551.jpg
Opuntia trichophora DJF1434 Quemado,NM


古株になって群生すると刺が10cm以上の長さになり白いヒゲに覆われたような姿で見事になるそうです。
この株は私が団扇サボテンも育てているからと選んでくださいました。
大事に育てていつかみなさんに自慢できるようなそんなお気に入りの群生株にしてみたいと思います。


以上簡単にですが旅から旅へと多分ここが最後だと思いますが家に来てくれた金鯱と二つのサボテンを画像が主ですが見ていただきました。
じっくり時間をかけて育てていくタイプのサボテンはあせってもどうにもなりません(笑)
ただ長く付き合っていけるように様子に気をつけて楽しみながら世話をしたいと思います。

Shabomaniac!さん、今回は貴重なサボテンを本当に有難うございました。


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コメント

  1. こんにちは。

    サボテンは無知に近いけど金鯱の名前と姿はよく知っています。
    原産地ではそんな運命にあってるんですね。
    人が育てて普及するのはいいことですが自生地のことを知ることってなかなか難しいですよね。
    今は保護されてるのですかね?心配なくのびのびと育ってくれているといいですね(^^♪

  2. queiiti | URL | CHOVQKFM

    金鯱はなかなか人気が衰えることの無い種類ですね。今日の例会のセリでもいくつかがソコソコの値段で競り落とされていました。
    ただコンスタントな人気のある金鯱も直径が30センチを越えるあたりから、疎まれるようになるのは原産地とは別の意味で悲しい運命ですね。

  3. sae | URL | -

    e-94nenさん、こんにちは。
    育てている植物の自生地を調べたりするのは楽しいですね。
    知らないと半分ぐらい楽しみをただ捨ててるようなものだと思ったりします。
    薔薇で言うと作出者とかその薔薇の交配親とかその時代背景とか面白いです。
    この金鯱の親は保護されていますがそこは金鯱にとってほんとはどうなんでしょうか?
    人より長生きですからこの後はいつまでも無事にいてほしいですね。

  4. sae | URL | -

    e-93queiitiさん、こんにちは。
    金鯱はサボテンらしいサボテンで、とても綺麗ですね。
    人気があるのも分かります。
    家で大きくなった時の事を子供に言っておきます。
    でも径がどの位まで大きくなるかは黙っておきます(笑)
    でも置く場所がある限り私がいなくなっても育ててくれると思います(笑)

  5. Shabomaniac! | URL | -

    金鯱も、巌も、それにトゲトゲ団扇も、綺麗な鉢に大事に植えてもらって幸せそうです。トロ箱に密植状態だったので、これからはもっと溌剌と育ってくれることと思います。
    団扇サボ、じつはバラ好きのsaeさんなら、刺でケガをされたりはしないだろう・・・とも思いました(子どもの頃、父のバラ花壇で足を度々ケガした私ですが^^;)。

  6. sae | URL | -

    v-170Shabomaniac!さん、
    実は鉢はどんな風なものにしたらいいのかと迷いました(笑)
    他所様でよく見かけるような黒のプラ鉢も家には無くて、
    考えて素焼き鉢と駄温鉢の合いの子みたいなもので植えてみました(笑)
    重さもプラよりあるので安定感があるところはいいと思いました。

    Opuntia trichophoraはとても気に入りました。
    刺はぜんぜん平気です!(笑)
    サボテンの刺は動きませんから。蔓薔薇などは剪定の時など枝ではじかれて額やら顔ぎりぎりをかすめたり(笑)最高にスリリングな時もあります。心配していただいて有難うございます。
    また今回はたいへんお世話になりました。サボテン達大事に育てさせて頂きます^^


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